【ドル円 USD/JPY】2024年5月15日(水)米CPI発表直後のチャート分析

【ドル円 USD/JPY】2024年5月15日(水)米CPI発表直後のチャート分析

皆さん、こんばんは!ゆるりもゆるりです。

今晩(2024年5月15日)の21:30に米CPI(アメリカ消費者物価指数)が発表され、結果はほぼ予想通りでした。他にも重要な米経済指標が発表されたため、このあとのドル円の動きについて、事前に分析していた値動きが加速し易いゾーンを参考にどのように動くか分析しました。

・ドル円(USD/JPY)1時間足チャートによる米CPI発表直後の値動き加速・停滞ゾーン分析







▼21:30に発表された重要な米経済指標(ファンダメンタルズ分析)

消費者物価指数 (前月比) (4月) 結果:0.3%、予想:0.4% 前回:0.4%

消費者物価指数 (前年比) (4月) 結果:3.4%、予想:3.4% 前回:3.5%

コア消費者物価指数 (前月比) (4月) 結果:0.3%、予想:0.3% 前回:0.4%

コア消費者物価指数 (前年比) (4月) 結果:3.6%、予想:3.6% 前回:3.8%

小売売上高 (前月比) (4月) 結果:0.0%、予想:0.4%、前回:0.6%

コア小売売上高 (前月比) (4月) 結果:0.2%、予想:0.2%、前回:0.9%

ニューヨーク連銀製造業景気指数 (5月) 結果:-15.60、予想:-9.90、前回:-14.30

※注目すべき箇所は背景黄色としています。

昨晩発表された米PPIは予想以上の上振れしたことを受けて、今晩の米CPIも高い結果になるのではないかと市場の雰囲気は傾いていました。結果的に米CPIは予想通りとなり、ドル円のロング(買い)ポジションを持っていた参加者は手仕舞いの動き(=ドル円売り)となりました。また同時に発表された、小売売上高やNY連銀製造業景気指数も弱い結果となり、ドル円の下げに拍車がかかった形となりました。

▼チャート解説(テクニカル分析)

発表直後はドル売りとなりましたが、停滞ゾーンにいる関係で大きな下げとはならず、逆に大きな揺り戻しも発生しづらい状況とみています。

事前に大きな値動きになるのではないかと期待されていた米CPIでは値動きが出ず、次に大きな値動きに繋がりそうな指標は今週~来週はほとんどないため、現在の停滞ゾーンでレンジになる可能性が高いとみています。

▼チャート分析で表示している水平線ラインについて

チャート分析で表示している水平線ラインは私が独自に開発したMT4用インジケーターで、毎日水平線ラインを引き直す手間を省くために自作しました。ゴゴジャン様で販売中ですので、気になった方は是非商品ページをご覧になってください。

ころぽっくる~水平ラインを自動表示~

▼最後に

最後まで当ブログをご覧頂き、ありがとうございました。

皆様の相場分析の参考になれば幸いです。

コメント