【ドル円/ユーロドル/ポンド円】2020年3月23日~3月27日の相場分析

【ドル円/ユーロドル/ポンド円】2020年3月23日~3月27日の相場分析


みなさん、こんにちは!ゆるりもゆるりです。
当ブログをご覧頂き、誠にありがとうございます。

2020年3月23日~3月27日の相場分析をドル円/ユーロドル/ポンド円の3通貨ペアについてチャート画像と共に書かせて頂きます。
チャート分析で使用する時間足は週足と日足です。
分析は水平線と移動平均線を用いたテクニカル分析がメインです。

最後までご覧頂けたら幸いです。


【ドル円の2020年3月23日~3月27日相場分析】

黄色の太いラインは週足ベース、白色の点線ラインは日足ベースの水平ラインです。


<今週の目線は下>
先週は新型肺炎拡大による経済不安を解消するために日銀(ETF買い入れ増し)やFRB(政策金利ゼロ)の発表を受けて上昇しました。

ドル円は新型肺炎が世界的に拡大する前の水準に戻りましたが、世界情勢をみるに明らかに戻り過ぎな印象です。

通例であれば、世界情勢が不安にあると『リスク回避の円買い』が行われ、結果ドル円は下落します。ですが、ドル円は上昇しています。これはつまり、【ドル】と【円】を比較した場合『ドルを持っていた方が安心だ』と考える相場参加者が非常に多いということです。

逆に言うと、「円を持っていると不安だ」と考えている相場参加者が多いということです。理由は、前回発表のGDPが最悪だったこと(日本の経済が急速に悪化していると相場参加者に与えた)が背景にあるとみています。一方アメリカは新型肺炎拡大前の株価は超絶好調でした。

ですが、これは先週までのお話で、今週もドル買いが継続しドル円上昇が続くとは限りません。理由は、①米国内での新型肺炎拡大懸念、②対策の発表だけでは上昇に限界がある(上昇が長続きするには経済指標などによる実体経済の発表が重要)、③緩和や資金投入などの対策にも限度がある、などです。

色々書いてきましたが、先週は【ドル一強】でしたが、今週はこれを裏切られる可能性が高く、今週も大荒れになる可能性が高いということです。

今週も様々なニュースに振り回されそうですが、こういう時に相場分析に役に立つのが長期足による水平ラインと私は思います。
水平ラインは相場参加者が過去に意識している価格帯です。意識しているということは、つまり、ポジションやオーダーが溜まっているということです。ポジションやオーダーが溜まっている価格帯は、レジスタンスライン/サポートラインとなり、反発されやすい重要なポイントです。また、資金のある機関や証券会社はストップロスを狙った『ストップ狩り』も発生しやすいなど、相場が読みにくい状況でも非常に役に立つのが長期足の水平ラインです。

今週のドル円でいうと、重要になりそうなレジスタンスラインは「112.399」とみています。上抜ければ113円まで伸びる可能性が高いとみています。

一方、サポートラインは「104.113」です。ドルが売られる状況になった場合、先週~先々週の上昇をすべて戻す大暴落になると見ていますが、そのままドル売りが継続するか、一旦落ち着くかはこの104.113が重要なラインになる可能性が高いとみています。

テクニカル分析としては、急変動が起きる前触れを観測しています。
理由は、①週足の移動平均線が収束している②日足で新型肺炎世界拡大前の水準に戻ったことから「買い方/売り方が膠着状態」となったためです。買い方と売り方の膠着状態は相場の流れを読みづらい状況ですが、次のトレンド発生となる起点となりやすく、相場が荒れる可能性が高い現状ではこのあと急変動になる可能性が高いとみているためです。

【ユーロドルの2020年3月16日~3月20日相場分析】

黄色の太いラインは週足ベース、白色の点線ラインは日足ベースの水平ラインです。


<今週の目線は下>
先週はユーロ圏(とくにイタリア)での新型肺炎拡大による被害が大きいことが影響しユーロは売られました。逆に、アメリカでの経済対策によるドル買いも重なり週値幅600pipsを観測しました。

今週もユーロドルは下落が続くとみており、サポートライン1.05697を下抜けた場合、さらに下落が加速する可能性高いとみています。

ただ、移動平均線との乖離差をみると300pips以上もあり、自律反発する可能性は高いです。自律反発(上昇)目途はレジスタンスライン日足ベース水平ラインの1.07775、または週足ベース水平ラインの1.08789とみています。

ECBの経済対策など発表がありましたが、焼け石に水状態でした。ユーロ圏での新型肺炎拡大が続けば下落続行、改善傾向がみられれば反発上昇すると思われますが・・・イタリアでの新型肺炎拡大がこれ以上続かいないことを祈っています。

【ポンド円の2020年3月16日~3月20日相場分析】

黄色の太いラインは週足ベース、白色の点線ラインは日足ベースの水平ラインです。


<今週の目線は下>
先週は下落で始まり、水~木を底とした自律反発を観測しました。金曜日終盤の引けにかけては再度下落しています。

今週は下落が継続するとみています。理由は、英国での新型肺炎拡大懸念が広がっているのが一番の理由ですが、ポンドと円の通貨を比較した場合、リスク回避として円の方を求める相場参加者が多いと思われるからです。(あくまでもポンドと円をリスクという面で比べた場合の話)

以前からお話している通り、120円台を目指して下落が続くとみており、まずは週足の水平ライン122.719の下抜けするかがポイントとなると見ています。

上昇した場合、金曜日の上昇で上抜けれなかった132.264がレジスタンスラインとなる可能性が高いと見ています。もし、132.264を上抜ければ買い圧力が高いことを確認でき、目線の変更をする必要が出てくると思います。

英国での新型肺炎拡大しないことを祈っていますが、感染者などの拡大悪化を伝えるニュースが出ればポンド円は下落する可能性が高いです。

【今後について】

2020年も3月終盤に入り、例年ならば桜咲く前向きな時期のはずですが、新型肺炎の影響でそうならないのは残念に思います。
個人的話になりますが、私も4月から本業が忙しくなるため、平日毎朝と週末分析に割く時間がなくなりそうです。
そのため、チャート分析に使用している画像のアップだけになってしまいます。
6月後半には落ち着いてまた分析の記事を書けるようになりますので、それまでお待ちいただけますと幸いです。

日本国内での新型肺炎は依然と収束していませんので、みなさまもお気をつけてお過ごしくださいませ。

【インジケーターころぽっくるシリーズバックテスト実施動画】

先週(2020年3月16日~3月20日)分についてチャート分析で使用しているインジケーターをバックテストで実施した動画です。
毎朝ブログのチャート分析で使用している1時間足のチャートです。 見て頂きたいポイントは、以下の2点です。 1.インジケーターで自動表示された水平ラインがサポート/レジスタンスとして機能していること
 ⇒特に太いオレンジ色のライン(週足ベース 期間260…5年間)、紫色の破線ライン(日足ベース 期間520…2年間)
 2.1時間足チャートに最適化された移動平均線が意識されていることが多いこと
 ⇒特に短期線(期間24…1日間)と長期線(期間480…1ヵ月間)
インジケーター購入の参考にしていただけると嬉しいです。

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【最後に】

最後まで当ブログをご覧頂きありがとうございました!
皆様の資産運用の一助となれば幸いです。

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2020.03.22 12:36 新規掲載
2020.03.23 00:56 インジケーターころぽっくるシリーズバックテスト実施結果更新

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