【ドル円 USD/JPY】2025年7月30日(水)FOMCと日銀会合直前、ファンダメンタルズ織り込み度分析

【ドル円 USD/JPY】2025年7月30日(水)FOMCと日銀会合直前、ファンダメンタルズ織り込み度分析

皆さん、こんばんは!ゆるりもゆるりです。

2025年7月1日~7月30日までのドル円とファンダメンタルズ織り込み度をグラフ化してみました。またドル円とファンダメンタルズの織り込み度合いの乖離差がどれだけ起きているかをわかりやすく表示し、分析結果をまとめてみましたので、良ければご一読ください。

・7月1日~7月30日までのドル円とファンダメンタルズ織り込み度をグラフ化した画像


▼ファンダメンタルズ織り込み度分析でわかること

FOMCと日銀会合を前にして、事前にファンダメンタルズの織り込み度合いも低下しているため、各重要発表前後に織り込みによる値動きは期待できないことがわかります。

ただ、織り込み度合いが低い状態が続いた後はエネルギーが溜まっているため、重要発表後に大きなボラティリティ(値動きが激しい)となる可能性は高いとみることが出来ます。

ですので、重要発表の内容をしっかり確認してから、トレンド方向を見極めてからエントリーするのが良いと見ています。


▼ファンダメンタルズ織り込み度算出収集情報

7月1日

・米雇用統計発表前で市場が安定、ドル円は143.44で推移。

・日銀の利上げ観測が低く、円安圧力継続。

・米経済指標改善への期待が市場に広がる。

・東京インフレデータが予想を下回り、ボJの動向に注目。

・米長期金利が小幅上昇し、ドル買いムード。


7月2日

・米ISM製造業指数が予想を上回り、ドル円は143.69へ上昇。

・米経済の回復期待が強まり、ドル需要増加。

・日銀の金融政策決定会合が無風で終了。

・米中貿易交渉の進展期待が薄れ、円安継続。

・原油価格の下落が円の安全資産需要を抑える。


7月3日

・米雇用統計が堅調な結果で、ドル円は144.93へ上昇。

・BOJの利上げ見送りが再確認され、円安が進む。

・米FOMC議事録でハト派寄りのトーンが示唆。

・日本の貿易収支が赤字に転落し、円売り圧力。

・米株価指数が上昇し、リスクオンでドルが強含み。


7月4日

・米国独立記念日で市場が静観ムード、ドル円は144.56。

・日本の祝日で取引量が減少。

・米雇用データへの反応が一巡し、調整が入る。

・BOJ総裁の発言で追加緩和の可能性が示唆。

・欧州経済指標が弱く、ドル円に影響なし。


7月7日

・米CPI発表でインフレ懸念が再燃、ドル円は146.05へ。

・BOJの金融政策スタンスが市場の失望を誘う。

・米長期金利が急上昇し、ドル買いが加速。

・日本の企業物価指数が予想を下回る。

・米中関係の緊張が円の安全資産需要を抑制。


7月8日

・ドル買い圧力が強まり、ドル円は146.57。

・米小売売上高が予想を上回り、ドル高継続。

・BOJの金融政策に変化がなく、円安が進行。

・日本のGDP成長率が鈍化し、円売り圧力。

・米債券利回りが上昇し、リスク選好が強まる。


7月9日

・日銀の利上げ見送りで円安が継続、ドル円は146.32。

・米経済データがやや弱含み、ドル高一服。

・日本の消費者物価指数が伸び悩む。

・米中貿易摩擦の懸念が再燃。

・欧州中央銀行の動向がドル円に間接的影響。


7月10日

・市場調整でドル円は146.26へ微調整。

・米雇用統計の影響が薄れ、取引が落ち着く。

・日本の輸出企業業績が予想を下回る。

・米長期金利が横ばいでドル動意薄。

・BOJの為替介入観測が浮上するも実行なし。


7月11日

・米小売売上高が予想を下回り、ドル円は147.42。

・BOJの金融政策への失望感が円安を後押し。

・米株価が下落し、リスクオフで円がやや買われる。

・日本の貿易赤字が拡大し、円売り圧力。

・米ドルインデックスが軟化し、ドル円に影響。


7月14日

・米雇用統計が強い結果で、ドル円は147.71。

・BOJのハト派姿勢が市場に織り込まれる。

・米長期金利が上昇し、ドル高が進行。

・日本の景気指標が低調で円安継続。

・米中関係の改善期待が薄れ、ドル需要。


7月15日

・ドル高継続でドル円は148.88。

・米消費者信頼感指数が上昇。

・日銀の追加緩和観測が強まる。

・日本の企業物価が下落し、円売り。

・米貿易収支が悪化し、ドルに影響。


7月16日

・市場の利益確定売りでドル円は147.88へ調整。

・米経済指標がやや弱含み。

・BOJの動向に注目が集まるも変化なし。

・日本の失業率が上昇し、円安圧力。

・米株価が上昇し、リスクオンでドル支持。


7月17日

・日米貿易交渉の進展期待でドル円は148.62。

・米小売売上高が予想を上回る。

・BOJの金融政策にサプライズなし。

・日本の輸出が回復し、円安一服。

・米長期金利が上昇し、ドル買い。


7月18日

・市場の利益確定売りでドル円は148.83。

・米FOMC議事録が注目される。

・日本の景気先行指数が低下。

・BOJの為替介入観測が再浮上。

・米ドルインデックスが強含む。


7月21日

・米FOMC議事録がハト派寄りでドル円は147.39。

・BOJの利上げ期待が後退。

・日本の貿易収支が改善し、円やや買われる。

・米長期金利が低下し、ドル安圧力。

・欧州経済指標が弱く、ドル円に影響。


7月22日

・米金利低下と円高圧力でドル円は146.64。

・BOJの金融政策に変化なし。

・日本の消費者物価が伸び悩む。

・米経済指標が弱含み。

・米中関係の緊張が再燃。


7月23日

・日米関税合意の不透明感でドル円は146.51。

・米雇用データが予想を下回る。

・BOJの動向に市場の失望感。

・日本の輸出が減少。

・米長期金利が横ばい。


7月24日

・米経済指標の回復でドル円は147.01。

・BOJの金融政策が円安を後押し。

・日本のGDP成長率が予想を上回る。

・米雇用統計が堅調。

・米中貿易摩擦の緩和期待。


7月25日

・米雇用データが堅調でドル円は147.67。

・BOJのハト派姿勢が継続。

・日本の貿易収支が赤字に転落。

・米長期金利が上昇。

・欧州経済の弱さがドルを支持。


7月27日

・ドル買い戻しでドル円は147.79。

・米消費者信頼感指数が改善。

・BOJの利上げ観測が薄れる。

・日本の企業物価が下落。

・米中関係の緊張が再燃。


7月28日

・米長期金利上昇でドル円は148.46。

・BOJの金融政策に変化なし。

・日本の景気指標が低調。

・米経済データが堅調。

・米株価が上昇し、リスクオン。


7月29日

・米経済データと日銀の動向でドル円は148.55。

・BOJの為替介入観測が浮上。

・日本の貿易収支が改善。

・米長期金利が横ばい。

・米中貿易交渉の進展期待。


7月30日

・FOMC、日銀決定前で不確実性が高まり、ドル円は149.05。

・津波警報で円買いとドル高が混在。

・米雇用統計の影響が市場に残る。

・BOJの金融政策決定が注目される。

・米長期金利が小幅上昇。


▼最後に

最後まで当ブログをご覧頂き、ありがとうございました。

皆様の相場分析の参考になれば幸いです。

コメント