【ドル円 USD/JPY】2025年7月31日(木)日銀会合直前!ファンダメンタルズ織り込み度分析

【ドル円 USD/JPY】2025年7月31日(木)日銀会合直前、ファンダメンタルズ織り込み度分析

皆さん、こんにちは!ゆるりもゆるりです。

2025年7月1日~7月31日までのドル円とファンダメンタルズ織り込み度をグラフ化してみました。ファンダメンタルズの織り込み度合いを定量化し、ドル円との乖離差がどれだけ起きているかを視覚的にわかりやすくし、相場分析に役立てることを目的としています。

このグラフを参考に私なりに分析した結果をまとめてみましたので、良ければご一読ください。

・7月1日~7月30日までのドル円とファンダメンタルズ織り込み度をグラフ化した画像


▼ファンダメンタルズ織り込み度分析でわかること

FOMCを無事通過し、日銀会合を前にして、事前にファンダメンタルズの織り込み度合いも少しだけ上昇しています。誤差の範囲とみることができるため、各重要発表前後に織り込みによる値動きは期待できないことがわかります。

引き続き、織り込み度合いが低い状態が続き、エネルギーが溜まっているため、重要発表後に大きなボラティリティ(値動きが激しい)となる可能性は高いとみることが出来ます。

ですので、重要発表の内容をしっかり確認してから、トレンド方向を見極めてからエントリーするのが良いと見ています。


▼ファンダメンタルズ織り込み度算出収集情報

昨日と今日のファンダメンタルズ織り込み度の算出に使用した情報を箇条書きでまとめておきます。

7月30日

・NY外為市場でドル円が148.51円から149.43円へ上昇、FOMC政策金利据え置き。

・7月ADP雇用統計が予想を上回り、雇用市場の強さが確認。

・4-6月期GDP速報値が堅調で、米経済の成長が市場に織り込まれる。

・9月利下げ観測が後退し、米10年債利回りが上昇。

・カムチャツカ半島沖の地震による津波警報でリスクオフムードが一時的に円買いを誘う。

・日銀金融政策決定会合を控え、不確実性が高まる。

・米長期金利の上昇がドル買いに拍車をかける。

・日本の貿易収支が改善し、円安圧力がやや緩和。

・米株価指数が小幅上昇し、リスク選好ムード。


7月31日

・FOMCで金利据え置き、トランプ大統領の圧力をはねのけてFRB独立性が強調。

・米10年債利回りが4.369%に上昇、ドルを支持。

・日銀総裁会見でタカ派姿勢が示唆されず、利上げ観測が後退。

・ドル円が149.48円から149.30円へ小幅調整、市場様子見ムード。

・NYダウとS&P500が下落、NASDAQは上昇し、株価動向が混在。

・原油価格が上昇し、インフレ懸念が再燃。

・日本の10年国債金利が1.559%で安定、円の動きに影響。

・米消費者信頼感指数が予想を上回り、ドルにプラス。

・暗号資産が全体的に下落し、リスクオフ圧力。

・米雇用市場の悪化リスクが議論され、市場の不確実性増大。


▼最後に

最後まで当ブログをご覧頂き、ありがとうございました。

皆様の相場分析の参考になれば幸いです。

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