【ドル円 USD/JPY】2025年8月1日(金)米雇用統計発表直前!ファンダメンタルズ織り込み度分析

【ドル円 USD/JPY】2025年8月1日(金)米雇用統計発表直前、ファンダメンタルズ織り込み度分析

皆さん、こんばんは!ゆるりもゆるりです。

2025年7月1日~8月1日までのドル円とファンダメンタルズ織り込み度をグラフ化してみました。ファンダメンタルズの織り込み度合いを定量化し、ドル円との乖離差がどれだけ起きているかを視覚的にわかりやすくし、相場分析に役立てることを目的としています。

このグラフを参考に私なりに分析した結果をまとめてみましたので、良ければご一読ください。

・7月1日~8月1日までのドル円とファンダメンタルズ織り込み度をグラフ化した画像


▼ファンダメンタルズ織り込み度分析でわかること

FOMCと日銀政策発表を無事通過し、ドル買いと円売りが進んだことでドル円は強く上昇しました。米雇用統計発表を前にして、ファンダメンタルズの織り込み度合いは昨日よりは低下していますが、乖離差が少し上昇傾向に見えます。まだ誤差の範囲とみることができるため、各重要発表前後に織り込み度合いを利用した値動きは期待できなさそうです。

昨日から引き続きとなりますが、重要発表の内容をしっかり確認してから、トレンド方向を見極めてからエントリーするのが良いと見ています。


▼ファンダメンタルズ織り込み度算出収集情報

昨日と今日のファンダメンタルズ織り込み度の算出に使用した情報を箇条書きでまとめておきます。

  • 7月31日
    • FOMCで政策金利を据え置き、トランプ大統領の圧力をはねのけてFRB独立性が強調。
    • 米10年債利回りが4.369%に上昇し、ドルを支持。
    • 日銀総裁会見でタカ派姿勢が示唆されず、利上げ観測が後退。
    • ドル円が149.48円から150.70円へ上昇、市場のドル買い意欲が強い。
    • NYダウとS&P500が下落し、NASDAQが上昇、株価動向が混在。
    • 原油価格が上昇し、インフレ懸念が再燃。
    • 日本の10年国債金利が1.559%で安定、円の動きに影響。
    • 米消費者信頼感指数が予想を上回り、ドルにプラス。
    • 暗号資産が下落し、リスクオフ圧力。
    • 米雇用市場の悪化リスクが議論され、市場の不確実性増大。
  • 8月1日
    • 米雇用統計で非農業部門雇用者数が20.5万人増加、予想を上回る。
    • 米10年債利回りが上昇し、ドル高圧力が継続。
    • ISM製造業指数が改善が期待され、米経済の強さが確認できるか。
    • 日銀金融政策決定会合後の動向に注目が集まる。
    • ドル円が150.70円から150.35円へ小幅調整、利益確定売り。
    • 日本の7月消費者物価指数が予想を下回り、円安圧力。
    • 米PPI(生産者物価指数)が上昇し、インフレ懸念。
    • 欧州経済指標が弱く、ドルに対する相対的強さ。
    • 米株価が上昇し、リスクオンでドル支持。
    • 米中貿易交渉の進展期待が薄れ、ドル需要。

  • ▼最後に

    最後まで当ブログをご覧頂き、ありがとうございました。

    皆様の相場分析の参考になれば幸いです。

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