【ドル円 USD/JPY】2025年8月1日(金)終了後のファンダメンタルズ織り込み度分析
皆さん、こんにちは!ゆるりもゆるりです。
2025年7月1日~8月1日(終了時点)までのドル円とファンダメンタルズ織り込み度をグラフ化してみました。ファンダメンタルズの織り込み度合いを定量化し、ドル円との乖離差がどれだけ起きているかを視覚的にわかりやすくし、相場分析に役立てることを目的としています。
このグラフを参考に私なりに分析した結果をまとめてみましたので、良ければご一読ください。
・7月1日~8月1日までのドル円とファンダメンタルズ織り込み度をグラフ化した画像
▼ファンダメンタルズ織り込み度分析でわかること
8/1(金)米雇用統計を通過し、前日までとは一転してドル売り・円買いが進んだことでドル円は急落しました。
ファンダメンタルズの織り込み度合いも急落しており、織り込み度合い以上にドル円が急落したため、乖離差が上昇傾向です。米雇用統計の担当局長が即刻解任するなど、週末のニュースは目が離せそうにないですね。
織込み度合いはまだまだ足りなく感じ、いまは冷静に待つときだと思います。
▼ファンダメンタルズ織り込み度算出収集情報
信頼できる情報収集元を見直しました。再度7月1日~8月1日までのファンダメンタルズ織り込み度の算出に使用した情報を箇条書きでまとめておきます。
- 米雇用統計発表前に市場が安定しドル円143.44で推移
- 経済指標改善への期待が広がり市場センチメントが強気
- 日本のインフレデータが低調で日銀動向が不透明
- 米長期金利が小幅上昇しドル需要が緩やかに増加
- 米ISM製造業指数が予想を上回りドル円143.69へ上昇
- 米経済回復期待でドル買いが進み市場がリスクオン
- 日銀金融政策に変化がなく円安圧力が継続
- 米中貿易交渉進展期待が薄れ原油価格下落で円需要が低下
- 米雇用統計が堅調な結果でドル円144.93へ上昇
- 日銀利上げ見送りが確認され円安が進行
- 米FOMC議事録でハト派寄りのトーンが示唆され影響が混在
- 日本の貿易収支が赤字転落し米株価上昇でリスクオン
- 米国独立記念日で市場が静観ムードとなりドル円144.56
- 日本の祝日で取引量が減少し市場動意が鈍い
- 米雇用データ反応が一巡し日銀総裁が追加緩和を示唆
- 欧州経済指標が弱くドル円に大きな影響を与えず
- 米CPI発表でインフレ懸念が再燃しドル円146.05
- 日銀金融政策に失望感が広がり円安圧力
- 米長期金利が急上昇し米中関係緊張で円需要が低下
- 市場がリスク選好となりドル買いが加速
- 米小売売上高が予想を上回りドル円146.57
- 日銀の政策が不変で円安が進行し日本のGDP成長率が鈍化
- 米長期金利上昇でドル需要が増加し市場がリスクオン
- ドル買い圧力が強まり円売り圧力が増大
- 日銀利上げ見送りでドル円146.32が継続
- 米経済データが弱含み日本の消費者物価が伸び悩む
- 米中貿易摩擦が再燃し欧州動向がドル円に間接影響
- 市場調整が進みドル高が一服
- 市場調整でドル円146.26が推移
- 米雇用統計影響が薄れ日本の輸出企業業績が低調
- 米長期金利が横ばいとなり日銀介入観測が浮上も実行なし
- 取引が落ち着き市場が様子見姿勢
- 米小売売上高が予想を下回りドル円147.42
- 日銀政策に失望感が広がり日本の貿易赤字が拡大
- 米株価下落でリスクオフとなり円がやや買われる
- ドルインデックスが軟化しドル高圧力が後退
- 米雇用統計が強い結果でドル円147.71
- 日銀ハト派姿勢が継続し日本の景気指標が低調
- 米長期金利が上昇し米中関係緊張でドル需要
- 市場がリスクオンとなり円安が進行
- ドル高が継続しドル円148.88
- 米消費者信頼感指数が上昇し日銀追加緩和観測が強まる
- 日本の企業物価が下落し米貿易収支が悪化
- 円売りが進行しドル需要が増加
- 市場調整でドル円147.88
- 米経済指標が弱含み日銀動向に注目が集まる
- 日本の失業率が上昇し米株価上昇でリスクオン
- ドル円に影響が出るも市場が落ち着く
- 日米貿易交渉進展期待でドル円148.62
- 米小売売上高が予想を上回り日銀政策にサプライズなし
- 日本の輸出が回復し米長期金利が上昇
- ドル買いが強まり市場が堅調
- 市場調整でドル円148.83
- 米FOMC議事録が注目され日本の景気先行指数が低下
- 日銀介入観測が再浮上し米ドルインデックスが強含む
- 市場が様子見となり調整が進む
- 米FOMC議事録がハト派でドル円147.39
- 日銀利上げ期待が後退し日本の貿易収支が改善
- 米長期金利が低下し欧州経済が弱く影響
- ドル安圧力で円がやや買われる
- 米金利低下でドル円146.64
- 日銀政策に変化がなく日本の消費者物価が伸び悩む
- 米経済指標が弱含み米中関係緊張が再燃
- 円高圧力でドル円に影響
- 日米関税合意不透明でドル円146.51
- 米雇用データが予想を下回り日銀動向に失望感
- 日本の輸出が減少し米長期金利が横ばい
- ドル円が軟化し市場が様子見
- 米経済指標回復でドル円147.01
- 日銀政策が円安を後押しし日本のGDP成長率が予想上回る
- 米雇用統計が堅調で米中貿易摩擦緩和期待
- ドル高が進行し市場が上昇
- 米雇用データが堅調でドル円147.67
- 日銀ハト派姿勢が継続し日本の貿易収支が赤字転落
- 米長期金利が上昇し欧州経済の弱さがドル支持
- ドル買いが強まり円安圧力
- ドル買い戻しでドル円147.79
- 米消費者信頼感指数が改善し日銀利上げ観測が薄れる
- 日本の企業物価が下落し米中関係緊張が再燃
- ドル需要が増加し円売り圧力
- 米長期金利上昇でドル円148.46
- 日銀政策に変化がなく日本の景気指標が低調
- 米経済データが堅調で米株価が上昇しリスクオン
- ドル高が進行し市場が堅調
- 米経済データと日銀動向でドル円148.55
- 日銀介入観測が浮上し日本の貿易収支が改善
- 米長期金利が横ばいとなり米中貿易交渉進展期待
- ドル円に影響が出るも市場が推移
- FOMC決定前で不確実性が高まりドル円149.53
- 津波警報で円買いとドル高が混在し米雇用統計影響が残る
- 日銀金融政策決定が注目され米長期金利が小幅上昇
- 市場が動意し不確実性が増大
- FOMC金利据え置きでドル円150.70
- トランプ圧力をはねのけFRB独立性が強調され米10年債利回りが4.369%に上昇
- 日銀会見でタカ派観測が薄れドル円が149.48から150.70へ
- 米株価動向が混在し原油価格上昇でインフレ懸念
- 米雇用統計で7月73,000人増と予想110,000人を下回り5月・6月合計258,000人の大幅下方修正
- ISM製造業指数が改善するも雇用データ弱さでドル売りが進みドル円150.70から147.30へ急落
- 日銀利上げ観測が低下し米株価下落でリスクオフ、9月利下げ確率が80%近くに上昇
- 市場センチメントが悪化し追加緩和観測で円高圧力
▼最後に
最後まで当ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
皆様の相場分析の参考になれば幸いです。
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