【ドル円 USD/JPY】2025年8月12日(火)ファンダメンタルズ織り込み度分析 - 適正値範囲148.5~149.5

【ドル円 USD/JPY】2025年8月12日(火)ファンダメンタルズ織り込み度分析 - 適正値範囲148.5~149.5

皆さん、こんにちは!ゆるりもゆるりです。

2025年7月1日~8月11日(終値)までのドル円とファンダメンタルズ織り込み度をグラフ化し、本日8月12日のドル円適正値範囲を分析してみました。

「ファンダメンタルズの織り込み度分析」とは、ファンダ織り込み度合いを定量化し、ドル円との乖離差がどれだけ起きているかを視覚的にわかりやすくし、相場分析に役立てることを目的としています。

このグラフを参考に私なりに分析した結果をまとめてみましたので、良ければご一読ください。

・7月1日~8月12日までのドル円とファンダメンタルズ織り込み度をグラフ化した画像


▼ファンダメンタルズ織り込み度分析でわかること

8月11日、ドル円は148.24で推移し、ファンダメンタルズ織り込み度は27とやや上昇しました。これは、FRB高官の発言や米経済データの安定が市場に影響を与え、織り込みが進んだことを示唆します。乖離差(148.05 - 27 = 121)は最近の平均(約122)に近く、市場が経済指標をある程度反映している状態です。しかし、織り込み度が急上昇していないことから、未だに完全な織り込みは完了していない可能性があります。この状況は、市場に蓄積されたエネルギーが限定的であることを意味し、短期的なボラティリティは抑えられていると推測されます。ただし、米CPI発表や日銀の動向次第では、織り込み度が急変し、ドル円に急激な変動をもたらすリスクがあります。特に148.5~149.5の適正値範囲を下回る場合、売圧が増す可能性が考えられます。現時点では、織り込み度の動向を注視し、重要な経済イベント前にポジションを調整するのが賢明です。トレンド転換の兆候が見えた場合、迅速な対応が利益を左右するでしょう。

▼ファンダメンタルズ織り込み度算出収集情報

8月6日から8月11日までのファンダメンタルズ織り込み度の算出に使用した情報を箇条書きでまとめておきます。

  • 8月6日
    • 米雇用統計の影響でドル安と円高が進む。
    • FRB利下げ期待が市場に広がり不確実性が高まる。
    • 日本政治の混乱が円安圧力を緩和。
  • 8月7日
    • 市場が安定し、織り込み度が横ばい。
    • 米経済指標の弱さがドルに影響を及ぼす。
    • 日銀の動向に注目が集まる。
  • 8月8日
    • 米CPI発表を控え市場が期待感で動く。
    • 米中貿易摩擦がドル価値に不透明感。
    • 日銀政策の不確実性が継続。
  • 8月11日
    • FRB高官の発言で利下げ観測が変化。
    • 米経済データの安定がドルを支援。
    • 円安圧力がやや強まる。

  • ▼最後に

    最後まで当ブログをご覧頂き、ありがとうございました。

    内容はブログ筆者の個人的な分析と意見ですので、トレードにおいては参考程度に留めておいてください。

    皆様の相場分析の参考になれば幸いです。

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